お食い初めの流れとは

query_builder 2024/05/21
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お食い初めは「赤ちゃんが食べ物に困らないように」という願いを込めて行われる行事です。
すこやかな成長を祈念する場として、きちんと手順を踏んで進めたい方も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、お食い初めの流れについて解説します。


▼お食い初めの流れ
?食器や料理などを準備する
お食い初めの準備として、食器・料理・歯固め用の石などを用意しましょう。
正式には「母方の実家より父方の家紋を入れた漆器を贈る」とされていますが、実際には普段使用する食器を使っても問題ありません。
また料理は一汁三菜を基本に、赤飯・お吸い物・煮物・香の物・尾頭付きの鯛を用意しましょう。
?養い親が食べさせる
養い親とは、親戚のなかで最年長の人を指します。
「最年長者の長寿にあやかる」という意味合いから、養い親が食べ物を口に運びます。
もし最年長者が不在の場合は、ご両親が養い親の役目を務めても問題ありません。
?料理を食べる真似をする
お食い初めは、決まった順番で行われます。
赤飯→お吸い物→赤飯→鯛→赤飯→お吸い物の順番を基本に、3回繰り返します。
赤ちゃんの口元に食事を運び、食べさせる真似を行います。
地域によって細かい流れが異なる場合もあるため、事前に確認しておきましょう。
?歯固めの儀式
食べさせる真似が終われば、歯固めの儀式を行います。
歯固めは、赤ちゃんの歯が丈夫に生えることを願う儀式です。
儀式の方法は、養い親が箸で歯固め石の表面に軽く触れ、その箸で赤ちゃんの歯茎に軽く触れます。
歯固めの後は、集まったご家族で赤ちゃんが食べられなかったお料理をいただきましょう。


▼まとめ
お食い初めは、赤ちゃんの健やかな成長と長寿を願うために行う儀式です。
赤飯や鯛・お吸い物を赤ちゃんの口元に運び、歯固めの儀式を行うまでが一連の流れです。
『市松茶寮』は伝統に則った和食を提供しており、お祝いや会食などさまざまなシーンでご利用いただけます。
五感で楽しめる、こだわりの料理を提供いたします。

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