煎茶の入れ方とは?

query_builder 2025/01/15
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日常的に飲む煎茶は、適当にお湯を注いでしまいがちです。
しかし茶葉にはそれぞれ特徴があり、正しい入れ方に違いがあります。
今回の記事では、煎茶をよりおいしく飲むための入れ方について、くわしく解説していきます。


▼煎茶の入れ方
■湯のみにお湯を入れておく
沸騰したお湯を用意し、人数分の湯のみに8分目ほどお湯を入れておきます。
次に急須に茶葉を入れますが、一人あたりティースプーン1杯(約2g)が目安です。
湯のみに入れて湯冷まししたお湯を、急須に注ぎます。
少し蒸らしてから、少しずつ均等に湯のみに注ぎましょう。
一煎目で注いだお湯が残ると渋くなるので、最後まで注ぎ切るようにします。
■お湯の温度
お茶を入れる際、気になるのはお湯の温度です。
一般的に飲まれている中級煎茶なら80~90度、上級茶の場合は70度程度がむいています。
高温では、苦味や渋みが引き立ちます。
苦味を抑えて、うまみを引き出すなら、より低めの温度がよいです。
■蒸らし時間
おいしい煎茶を楽しむには、蒸らし時間が大切です。
普通煎茶なら、お湯を注いで1~2分、上級煎茶は30秒~1分とより短い時間です。
浸出時間が短いとあっさりとした味わいで、浸出時間が長くなるほど渋みが増します。


▼まとめ
煎茶をおいしく入れるには、お湯の量や茶葉の量・お湯の温度などに気を遣う必要があります。
上級煎茶は、やや低めの温度のほうが、おいしくいただけます。
浸出時間が長すぎると、渋みや苦みが強くなるので注意しましょう。
『市松茶寮』では、素材からこだわった和食を、コース料理でご用意しております。
会食の結びには、茶葉はもとよりいれ方にもこだわった、おいしい煎茶をお楽しみいただけます。

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