おせちに入れる具材の意味

query_builder 2024/11/09
3

お正月にいただくおせち料理ですが、その具材の一つひとつに意味が込められています。
縁起物であることは知っていても、意味まではご存じない方もいらっしゃるでしょう。
今回は、おせちに入れる具材の意味を一部紹介します。


▼おせちに入れる具材の意味
■黒豆
黒豆には豆という言葉にかけて、1年まめに働き健康ですごせるようにという意味があります。
また黒色には魔除けや厄除けの意味もあるため、お正月には欠かせない料理の一つです。
■数の子
数の子は、ニシンの卵で「二親」という漢字に当てはめることができます。
一族が栄えるようにと、子孫繁栄の願いが込められている一品です。
■紅白かまぼこ
紅白かまぼこは初日の出を連想させる、正月料理として欠かせない一品です。
紅色には魔除けの意味があり、白色には清浄の意味が込められています。
■昆布巻き
昆布巻きは「喜ぶ」とも掛けられており、縁起のいい食べ物です。
また「養老昆布」の漢字を当てることもでき、不老長寿の願いが込められています。
■栗きんとん
栗きんとんは「金団」とも書き、その美しい黄金色から金運上昇を願う料理です。
また勝ち栗とも言われ、勝負運の向上を意味するおめでたい食べ物でもあります。
■海老
海老は長いひげと腰が曲がっている見た目から老人にも例えられる、長寿を願う食べ物です。
また脱皮を繰り返して育つ姿から、成長の意味も持ちます。


▼まとめ
お正月のおせちには具材の一つひとつに、さまざまな願いが込められています。
健康を願う黒豆や子孫繁栄の意味が込められた数の子など、新年を祝う縁起の良い食べ物ばかりです。
込められた願いを知っておくことで、おせちをいただく時の楽しみも増えるのではないでしょうか。
『市松茶寮』では出汁や野菜などを活かし、四季を感じていただけるさまざまな和食を提供しております。
気兼ねなく食事が楽しめる個室もご用意していますので、ぜひ顔合わせや会食などにご利用ください。

NEW

VIEW MORE

CATEGORY

ARCHIVE